煙の出ない製品がハーム・リダクションの観点から成功を収めるには、それらが喫煙を継続する場合と比較してリスクを低減することが実証されなければなりませんし、かつ、現在の成人喫煙者が完全に切替えるに足るくらい受け入れられる代替品でなければなりません。 成人喫煙者に受け入れられるためには、味わいやその他の感覚的体験とともに、紙巻たばこと同等のニコチン摂取ができる事が重要です。
煙の出ない製品にはニコチンが含まれている – それらは依然として危険なのか
たばこ葉を含む製品やニコチン含有製品は、リスクフリーではありません。
未成年者、妊婦または授乳期間中の母親、心臓病、高血圧、糖尿病などの持病を患っている人は、たばこ葉またはニコチンを含む製品を使用すべきではありません。
未成年者は特に、たばこ葉またはニコチンを含む製品を使い始めるべきではありません。
たとえば、『米国公衆衛生局長官報告書2014』の記述によれば、未成年期にニコチンを摂取すると、認知機能の発達が阻害されることが、多くの動物実験で明らかになっています1.
しかし、いくつかの独立した研究によって、ニコチンはリスクフリーではありませんが、喫煙関連疾患の主な原因ではないことが示されています2.
喫煙によって引き起こされる有害作用の大半は、たばこ葉が燃焼するときに形成される化学物質が原因です。
燃焼をなくすこと、ひいては有害な化合物(有害および有害性成分、HPHC)のレベルを大幅に低減することは、煙の出ない製品の開発の要です。
当社の目標は、有害および有害性成分(HPHC)を低減、または完全に排除しながらも、紙巻たばこと同等の味わいやニコチンレベルを提供することで、喫煙を続ける成人喫煙者が代替品に完全に切替えられるようにすることです。
“「ニコチンそのものが特に有害というわけではありません。紙巻たばこの代替品として受け入れられ、かつ効果的な形でニコチンを提供することができれば、何百万人もの命が救われます。」
英国王立内科医協会たばこ諮問グループ― たばこ諮問グループのレポート
[1] The Health Consequences of Smoking—50 Years of Progress: A Report of the Surgeon General
[2] Read the report of the Surgeon General.
たばこ諮問グループのレポート
Nicotine Addiction in Britain: A Report of the Tobacco Advisory Group of the Royal College of Physicians. Royal College of Physicians of London, 2000
The Health Consequences of Smoking—50 Years of Progress: A Report of the Surgeon General
National Center for Chronic Disease Prevention and Health Promotion (US) Office on Smoking and Health. Atlanta (GA): Centers for Disease Control and Prevention (US) 2014
Read the report of the Surgeon General.
U.S. Department of Health and Human Services, How Tobacco Smoke Causes Disease—The Biology and Behavioral Basis for Smoking-Attributable Disease: A Report of the Surgeon General, Atlanta (GA): U.S. Department of Health and Human Services, Centers for Disease Control and Prevention, National Center for Chronic Disease Prevention and Health Promotion, Office on Smoking and Health (2010).